トランプのソリティア(クロンダイク)の経験がなくても大丈夫です。タロット78枚をフルに使った一人遊びは、非常にやり応えのある「カードのパズル」です。
タロットはトランプよりも枚数が多く、スート(マーク)も1つ多いため、少し広めのテーブルで遊ぶのがおすすめです。
タロット・ソリティアの準備と用語
まず、用語とカードの「強さ(順番)」を覚えましょう。
1. カードの順番(ランク)
小アルカナ: 王(14)>女王(13)>騎士(12)>小姓(11)>10 >……> 2 > 1(エース)
大アルカナ: 21(世界)> 20 >……> 1(魔術師)> 愚者(0とみなします)
2. 場(テーブル)の構成
山札(ストック): 残りのカードを裏向きに置いておく場所。
組札(ファンデーション): 最終的にカードを仕分けして積み上げる「ゴール地点」。
場札(タブロウ): 実際にカードを動かして整理するメインの作業場。
ゲームのセットアップ(並べ方)
78枚すべてをよく混ぜます。
場札(タブロウ)を作ります。左から右へ10列、以下のように並べます。
1列目:1枚(表向き)
2列目:2枚(一番上だけ表、下は裏)
3列目:3枚(一番上だけ表、下は裏)
……というように、10列目には10枚並べます。
※これで合計55枚使います。残りの23枚は山札として横に置いておきます。
ゲームの目的(ゴール)
「組札(ゴール地点)」に、すべてのカードを正しい順番で積み上げることです。
小アルカナ用(4箇所): スートごとに「1(エース)」から始まり、「王」まで順番に重ねます。
大アルカナ用(1箇所): 「愚者(0)」または「1」から始まり、「21」まで順番に重ねます。
基本ルール(カードの動かし方)
ここがパズルのメイン部分です。場札にある表向きのカードを、以下のルールに従って動かします。
A. 場札(タブロウ)の中での移動
ルール: 「今あるカード」の上に、**「1つ数字が小さいカード」**を置くことができます。
スートの制限: 同じスートを続けてはいけません。
例:**「金貨の10」の上には、金貨以外の「剣・杯・棒の9」**を置けます。
列の移動: 重なっている列(例:10の上に9、その上に8がある状態)は、まとめて別の列に移動できます。
空いた列: 場の列が空になったら、どのカード(または重なっている列)でもそこに置けます。
B. 山札(ストック)の使用
場札で動かせるカードがなくなったら、山札から3枚めくります(一番上の1枚だけが使えます)。
使えるカードがなければ、さらに3枚めくります。山札がなくなったら、捨てた札をひっくり返して再利用します。
C. 組札(ゴール)への移動
エース(1)や愚者(0)が出てきたら、すぐに画面上方の「ゴール地点」へ移動させます。
その後、その上に順番通り(次は2、その次は3……)のカードを場から移動させることができます。
一度ゴールに入れたカードは、原則として場には戻せません。
攻略のヒント
裏向きのカードを早く開ける: 場札にある裏向きのカードを減らすことが最優先です。その下のカードが自由にならないと、手詰まりになりやすいためです。
空き列を有効活用する: 10列のうちどこかを空っぽにできると、そこに邪魔なカードを一時避難させたり、大きな列を移動させたりできるので、非常に有利になります。
大アルカナの扱い: 大アルカナは22枚の長い列になります。これを場札で整理しすぎると場所を取るため、できるだけ早めにゴール(組札)へ送るのがコツです。
初めて遊ぶ方へ
最初は「スートに関係なく、1つ小さい数字なら何でも重ねてOK」という**「イージーモード」**で遊んでみるのも手です。78枚のカードが織りなす圧倒的なボリューム感と、マルセイユ版の美しい図像が机に広がる様子は、それだけで非常に優雅な時間になります。