2026年10月26日月曜日

ないものねだり

26歳の時から20年近く17世紀の鍵盤音楽を中心にレッスンを受けてきてその後10年以上独学で弾いてる。

レッスンを受け始めた年齢が遅いから、チェンバロ作品を網羅的にやるよりは時代や様式を絞ったほうがいいだろうと考えて、その当時興味の薄かった18世紀ものを除外、更に独奏曲が弾きたいしアンサンブルすることもないだろうと通奏低音を除外した。

今になって18世紀のアンサンブルの通奏低音を一緒にやりたいと誘われて一旦は断って他の人を紹介した。
しかしその人との合わせが終わったらまた一緒にやろうと誘われている。

一緒に合わせたかった組曲は紹介した人と合わせることになった。
私が合わせたいのもその組曲しかないのだけど、上手い人と合わせた後に同じものをやればどうしてもそこに無意識の比較が入ってくる。
かと言って他の曲を合わせる気にもなれない。
誘いに乗ることを躊躇している理由のひとつがそれでもある。

数字を見て即興では弾けないので自分でリアライゼーションした譜面を見て練習してるけど1曲仕上げるのに数ヶ月かかってしまう。
書き起こした和音を弾くだけで精一杯で装飾的な旋律を入れる余裕もない。
組曲全体なんていつ弾けるようになるのか見当も付かない。 

舞台で誰かに聴かせるわけでも何かを目指すわけでもなく、合わせながら曲が仕上がっていく過程を一緒に楽しみたいと言われた。

だから時間がかかってもいいと。

私の本心は今すぐにでも合わせたい気持ち。
そうは言っても私は本当に弾けない。

この状況で己の実力に伴わないようなことを安易に受けてもいいのか迷ってる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

謎のシャープ

ダングルベールの組曲ト長調のシャコンヌ・ロンドー、添付楽譜の最後の小節のバス声部に2分音符がある。 バス声部は第五線がファになるのでこの2分音符はシになる。 その音符にシャープが書かれている。 シを半音上げるとドになるが、そうすると直前の音と同じになってしまう。 実際に弾いてみる...